ご存知のようにチェロにはエンドピンという楽器を支える棒がついてます。
現在は、金属やカーボンなどたくさんの種類のエンドピンが存在します。
“音量が増える” ”遠くまで音が通る” 世の中にはいろんな効果のエンドピンが存在します。
ただしエンドピンを使うことのデメリットが共通してあります。
それは楽器の響きが失われてしまうこと。音そのものが潰れて平らに鳴るようになってしまうことです。
エンドピンを使うと音圧が上がったように鳴りますが、
一方、音楽をするための楽器として魅力が失われてしまうようにも聞こえます。
そこで“楽器としての魅力を最大限にひきだせるパーツ作り”を目指しました。
このエンドピンを使うと、響きの多さ、音色の良さに気がつくはずです。
先端の金属には、銅を使いました。
他の金属に比べて銅は柔らかいため、耐久性が求められる箇所には採用されにくい傾向があります。そのせいか、金属部分が全て銅でできたエンドピンは見当たりません。しかしチタンや真鍮などど比較しても、音の良さは銅が一番。楽器の音を殺しません。
またカーボン部分には90度方向に穴が空いています。交互に空いた穴の効果により、開放的な音になります。
世の中には色々な効果のエンドピンが存在します。一番大切なのは”楽器の音”を邪魔しないこと”です。
こちらのエンドピンのサイズはφ10㎜のみとなります。
エンドピン 1本 / 18,700円
国内特許出願中 特願2022-099611
使い方は簡単。
まずエンドピンに通して、ネジを締めます。
そしてソケット側のねじは緩めてあげます。
わざと、遊びができる状態になります。
それだけ。
そのことにより、エンドピン固有の振動と床から来る振動の干渉を減らし、楽器そのものの振動を邪魔しないようになります。
「そんなこと?」と思うかもしれません。
実はこの”振動の干渉”が楽器の性能を驚くほど低くさせています。
エンドピンを使うことのデメリットに”鳴りの均一化” があります。
コンプレッサーをかけて、音圧をあげた音だと思ってください。
アコースティック楽器としてのチェロの表情の魅力は、ほとんどは消えてしまっています。
ただしエンドピンを使うことの奏法上のメリットもあります。
このクリップはエンドピンを使いながら、”楽器”としての性能を限界まで引き出すことを目的にしています。
「え、嘘っ?」
これを使った人が驚いて言った言葉です。
弓のいろんな使い方に、楽器が反応するようになります。
自分の楽器がこんなに弾きやすくなるなんて思っていなかったようです。
ソケットのネジを締めればいつもの音に戻るので、効果を比較しやすく、いろんな現場に対応しなければいけないプロの環境に対応します。
※ソケットによってはネジを緩めると、演奏中にそのねじが振動する音が発生する場合があります。ネジを外すか、コレットタイプのソケットを使用することをおすすめします。
このクリップはφ8㎜、10㎜のそれぞれのエンドピンに対応したサイズがあります。
INBLOOMのコレットソケットと共に使うことを推奨 (HPへ)
エンドピンクリップ 1個/14,300円
8㎜用、10㎜用いずれかサイズをお選びください。
入荷しました!
国内特許出願中 特願2022-099611
エンドピンストッパー
ご自宅の練習室の響きに不満がある方にお薦めするのが、このストッパー。
防音室などの環境下では、音が吸収されすぎて、耳が詰まる、チェロの音がこもるっていると感じる人が多いかと思います。
このストッパーを使えば、チェロの豊かな響きが鳴るようになります。
ストッパー 1個 / 19,900円
ストッパーには大小の金属プレートがつきます。
国内特許出願中 特願2022-099611